次にハードディスクの容量ですが、そもそもハードディスクとは何かというと、パソコン内に入れられている各種のプログラムや作成中のデータなどが保存される装置で、容量の大きさを表す単位はバイトで、40ギガバイトとか100ギガバイトといった数値が最近は見られます。つまり、4百億バイトとか1千億バイトという単位です。
ここで簡単に単位の比較をしてみると、1バイト(Byte)の千倍が1キロバイト(KiloByte)、さらにその千倍がメガバイト(MegaByte)で、さらにその千倍がギガバイト(GigaByte)、そして最近ではもうひとつ上の千倍の単位としてテラバイト(TeraByte)というのも目にするようになりました。取り扱うデータが多くなってきたためです。
文字データだけならメガバイト単位で十分すぎるほどだったのですが、絵や写真を扱うようになってデータ量が増えてきたので、ギガバイトという単位まで保存する必要が出てきたわけです。さらに動画や映画などの何時間もの動く映像を何本も扱うとなるとテラバイトという単位が必要になってきます。
ハードディスクを直訳すると硬い円盤となりますが、本当に金属などの硬い薄い円盤が何層にも串刺しされたようにセットされていて高速で回転しています。この円盤の表面に磁気的・光学的にデータが記録されるようになっています。この円盤の枚数や円盤単位での記録密度の高低によってデータ記憶容量が決まります。
またこれらの円盤は同じスピードで高速回転するのですが、そのスピードが速ければ速いほど記録や読み取りのための時間が短縮されるので、パソコンの反応が早く人間側が操作待ちをしなくてもよいのでストレスがたまりません。
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